大動脈解離A型 17日目で退院

2020年3月、コロナウイルスが猛威をふるい、生活に遠慮なく侵入している。学校も休みになり、子どもたちも行き場をなくしている。

 

この未知のウイルスとたたかう中、大動脈解離を発症する人も多いかと思う。寒い季節は血管が収縮し突然の発症も増える。

 

大動脈解離は、いわゆる心臓につながる太い血管の内部がさけ、血液が血管の外に漏れると死亡する確率が高くなるという病気だ。

 

おととしの11月に突然発症したが緊急手術により一命をとりとめた。今後、家族や本人がこの病気になった際、何かのお役にたてればと思い、メモを頼りに記憶をよび起こした。

 

実際に妻は少しでも情報がほしくて検索したようだが、具体的なことはなかなかみつからなかったとのこと。それならば当事者の行動と考えを共有してみようと思った。

 

 

緊急手術から17日目(退院)

 

いよいよ退院日だ。午後に予定されているので、朝はいつもの入院ライフである。長いようで短い期間。この生活にも慣れてきている。だか家に帰れるのは嬉しいとしか言いよう無い。

 

入院日ラストに偶然院長回診だ。前回もそうだったが、皆バタバタしているなか9時ごろ回ってきた。一言二言交わした。院長も退院を心から喜んでくれた。命の恩人だ。感謝しかない。

 

昼ごはんを食べて少しして、妻と子どもと義母が来てくれた。部屋を片付けてから、栄養指導の話しを聞いてから、部屋を後にした。ナースステーションに挨拶した。

 

1階に降りて、妻が支払いをしてくれている間にICUに挨拶にいくと、なんと中から忙しいにも関わらず、7人も入口まで出てきてくれた。

 

先生も看護師さんも皆満面の笑顔で送ってくれた。この人たちも命の恩人である。生きるパワーを術後にもらえたから今がある。このことを心に刻んだ。感謝。

 

妻の運転で久々の外の空気を吸いながら帰った。17日前、クルマで病院に行ったとき以来の自宅である。生きている。というか生きのびたというほうがおさまりが良い。

 

目の奥のほうがじわーと熱くなる。嬉しいという単純なものではないなんとも言えない感情に包まれながら家に入った。

 

家が新鮮であった。もっと健康でいようと思った。家族を大事にしようと思った。関わる全ての人に感謝していこうと思った。もっと生きようと思った。死んでたまるかと思った。

 

 

 

 

 

投稿者: n n

私は家族との時間を大切にすると決めたベテランマネジャー。一昨年、大動脈解離を発症し緊急手術で命拾いし考え方を修正。命を使い切ることにした。メルカリ、株取引、Twitter、ブログなどこれまで関わらなかったことにも挑戦。50代からの老活で、定年後もいきいきと(^^)v

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。