大動脈解離A型 手術後の自宅療養①

17日間の緊急入院から手術そして入院生活を終えて久しぶりの自宅だ。玄関や部屋の一つひとつの景色が新鮮で、生きて帰ったんだという感慨深い不思議な気持ちであった。

 

今では胸に30㎝強の傷と右足の付け根にも10㎝程度の傷。しかもケロイド状になっていてヒリヒリ痛いのと、胸骨の状態が見えないので不安な気持ちだ。

 

4時間おきに痛み止めを飲んでいるが、飲むのをやめると胸骨が痛みそうで怖い。体の中の事なので骨がどうなっているのかも分からない。

 

病院でもらった胸骨を締めて固定させるベルトはまだまだ離すわけにはいかないし外したくもないので、しっかりと装着することは忘れないでいる。

 

ひとつ不思議なことは、手術するまでの2年間は左肩の五十肩に悩まされてきたが、今に至っては痛みはほとんど無くなった。心臓血管と何か因果関係があるようだ。

 

骨や内臓や血管は見えないだけに計り知れない代物だ。それだけに胸骨の治りが遅くなるのは極力避けるように生活している。

 

たとえば重いものは持たない、走らない(厳密には走れないだが(-_-;))など、骨に負担になるような動きは避けている。もし引っ付かないうちに骨が固まるということは避けたいのだ。

 

事故でハンドルやエアバッグなどで胸を圧迫するのも怖いという妻の考えもあり、クルマは妻の運転で、私は後部座席である。

 

血圧は入院中からずっと丁度よい数値で安定しているが、念のために薬の服用は続けているのと、一応塩分は控えることにした。高血圧も一応は血管障害の原因と言われているため。

 

それからネットで減塩の調味料や食べ物などを片っ端から購入した。ただし減塩のものは一様にまずい(^▽^;)やはり味の基本は塩だということを再確認した。

 

こうして術後の生活をはじめた。それで少しずつ出来ることを増やすようにしていった。3日間はほとんと寝て過ごし、4日目には外出に挑戦し外食もできた。美味すぎだ(^^)v

 

1週間後には近くの公園でウォーキングをし、少しずつ社会復帰できるようにしていった。急転直下の手術であったが、落ち込んでいる場合ではない。家族と自分のために頑張らねば。

 

せっかく生き延びた命である。焦りはしないが少しでも早く、以前のような暮らしに戻せるように頑張っていこうとしていた期間であった。

(続く)

投稿者: n n

私は家族との時間を大切にすると決めたベテランマネジャー。一昨年、大動脈解離を発症し緊急手術で命拾いし考え方を修正。命を使い切ることにした。メルカリ、株取引、Twitter、ブログなどこれまで関わらなかったことにも挑戦。50代からの老活で、定年後もいきいきと(^^)v

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